いつから動くべき?デザイナー採用のタイミングと動き方
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はじめに

総合職で就職を考えている学生は、経団連の定めたスケジュールに合わせて就職活動を行う傾向があります。
例えば、
・夏のインターン
・冬のインターン
・一斉エントリー開始
など、ほとんどの学生が同じ動き方をするため、総合職の募集をする企業はエントリー開始から締め切りまでが同じ時期に行われます。
 
一方で、「総合職とデザイナー職採用の違い」の記事でも少し触れましたがデザイナー志望の学生は進級制作や卒業制作などを優先する傾向にあるため、その合間を縫って就職活動をすることが多いです。
 
上記のことから優れた人材に出会あうことができる期間が総合職志望の学生よりも長いと言われているデザイナー職での採用ですが、
・どの時期に動くとより多くの学生に出会えるのか
・時期に合わせてどんなアプローチ方法があるのか
というような、デザイナー採用の活動時期やアプローチの仕方について疑問をお持ちの方は多いはずです。
 
そんな方へ、今回はデザイナーを採用するために知っておきたい、動くべきタイミングとアプローチ方法をご紹介します。
 

目次

1.総合職志望の学生とデザイナー職志望の学生の就職活動時期
2.デザイナー志望の学生の動き方※当社調べ
3.動きに合わせたアプローチ方法
 

1.総合職志望の学生とデザイナー職志望の学生の就職活動時期

まずはじめに総合職志望の学生の就職活動時期とデザイナー志望の学生の就職活動時期を下記の図を使って比較していきます。
 
まずは2017年卒、総合職志望学生の就職活動スケジュールです。

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図の通り、3年生の6月から夏のインターンシップが始まり、翌年の3月に説明会やエントリーが一斉スタートというスケジュールです。この定められたスケジュールに合わせて総合職志望の学生は動き、10月にはほとんどの学生が内定式を迎えることになります。
 
一方で、デザイナー職を志望する学生は、学校課題や進級制作を優先し、その合間を縫って就職活動を行う傾向にあるため下の図のようなスケジュールになります。
 
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上の図のように就職活動が始まるとは言え、学校の課題がなくなるわけではありません。さらに卒業するためには、卒業制作の提出も必須とされているため、就職活動を後ろ倒しにしがちです。
 
このことから1人でも多くのデザイナー志望の学生に出会うためには、基本的に年間を通して採用の窓口を開けておくことが重要になりますが、その中でも、より多くの学生が動く時期はいつなのか、学校の制作で就職活動が後ろ倒しにされがちな時期はいつなのか等を把握しておくことで、より効率良くいい人材に出会うことができます。
 
また、デザイナー職を志望する学生には
・美術大学に通う学生
・デザイン専門学校に通う学生
・一般大学のデザイン学科に通う学生
など、主に3つの属性に分かれます。デザインを学び、デザイナーになるために就職活動をする、ということに変わりはありませんが、行事や課題の数、就職活動への力の入れ方に違いがあるため、学校によって動き方が異なります。
 
次の項目ではデザイナー志望の学生が通う学校ごとに、就職活動が活発に行われる時期と鈍化する時期を紹介します。

2.デザイナー志望の学生の動き方※当社調べ

美術大学に通う学生

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【ポイント】
・3月には学内説明会が行われる学校が多く、学生は就職活動を意識しはじめる
・就活時期にはキャリアの授業が本格化するため、求人サイトや企業ページから企業を探し始める学生が増える
・7月頃は前期終了課題に終われ、合間を縫って就職活動を行う傾向にある
・夏休みはポートフォリオのブラッシュアップを行う学生もいれば、思いっきり自主制作をしている学生もいる
・秋頃に内定式などの情報をキャッチし始め、焦りを感じ11月にかけて本格的に動き出す学生が多い
・年明けから3月にかけては卒業制作展で忙しくなる中、まだ決まっていない人はこの時期も動いている
 

デザイン専門学校に通う学生

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【ポイント】
・夏頃までは進級制作やポートフォリオに載せるための作品制作をしている
・就職活動の情報は確認しつつ、8月から9月頃までは制作とポートフォリオ作成を行う
 ※もちろん面接に進んでいる学生も中にはいる
・10月~11月頃から本格的に動き出す学生が多くなる
・12月頃から卒業制作が本格化するが、就職活動を優先して意欲的に取り組む学生が多い
・1月以降も就職先が決まっていない学生は就職活動を優先して動く
 

一般大学のデザイン学科に通う学生

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【ポイント】
・3月に就職活動が解禁されると同時に企業研究や自己分析をはじめ、ポートフォリオは一通り完成している学生が多い
・書類選考が進み、試験や面接の審査に入りはじめる。ポートフォリオのブラッシュアップをしながら選考に挑む
・10月の内定式までに内定をもらえるよう就職活動に挑んでいる為、秋頃にひと段落する学生が多い
 
このようにデザイナーを目指す学生でも学校によって動く時期は異なります。また、美術大学や専門学校の中でも就職課の先生が率先して学生の就職活動をサポートする学校と、そうではない学校があるため、さらに動く時期に違いが生じます。このことからデザイナー志望の学生は年間を通して就活市場で活動しています。
 

3.動きに合わせたアプローチ方法

自社にあったより良い人材を採用するためにも、上記で紹介した動きに合わせて、採用施策を実施していくことが重要となります。
例えばアプローチ方法としていくつかあげると…
・インターンシップ
・求人サイトへの掲載
・学内説明会
・学校に直接求人票を送る
・合同説明会
・自社HP、FacebookなどSNS
・会社見学
などがあります。
下記の図はこれらの施策をどの時期に行えばいいのかの一例です。
 

美術大学に通う学生

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デザイン専門学校に通う学生

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一般大学のデザイン学科に通う学生

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このように学校によって早期から動いていたり、夏頃から本格化したりと様々です。ターゲット校を絞って採用を行う場合は、その学校がどのような動きで制作、就職活動を行っているかを調べ、採用施策を実施するとより効率よく自社にあった人材を採用することができます。
 

さいごに

いかがでしたでしょうか。このようにデザイナー志望の学生の動きは様々で、優秀な学生が早く決まっていくというわけではありません。秋や冬の時期でも優秀な学生が動いていることもあり、年間を通していかに多くの学生と接点をもち、アプローチできるかが、自社にあったより良い人材を採用するためのポイントだと言えます。デザイナー採用の動き方とタイミングを把握して、採用活動に臨みましょう。

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