デザイナー採用未経験者でもわかる!ポートフォリオの見方!
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はじめに

履歴書は学生が自分をアピールするための大切な書類ですが、デザイナーを目指す学生にとっては、履歴書よりもポートフォリオの方が重要だと言われています。ポートフォリオとは、いわゆる「作品集」の事です。自分の制作実績やスキルを評価してもらうために、デザイナーを目指すほとんどの求職者はポートフォリオを作成しています。採用活動では履歴書をもとに書類審査をするのと同様に、ポートフォリオにも「ポートフォリオ審査」というものがあります。
 
このポートフォリオを使った審査では、提出されたポートフォリオからスキルや人物像を読み取る必要があります。更に、企業によってはポートフォリオ審査と面接を同時に行う場合もあります。
 
しかし初めてポートフォリオ審査を行う方の中には、
 
・どこに注目して見るべきなのか?
・何を判断基準にするべきなのか?
 
など、疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
今回の記事では上記のような疑問を解決すべく、ポートフォリオ審査において押さえておきたいポイントを6つご紹介していきます。
 

目次

1.作品の完成度
2.成長度
3.志望度
4.情報整理力
5.論理的説明力
6.人間性

 

1.作品の完成度

まずポートフォリオ審査を行う上で重要なポイントになるのは作品の完成度です。
作品の完成度を見ることで、自社のデザイナーとして、活躍できるスキルがあるかどうかを判断することができます。
ここで気をつけるべきなのは、作品のクオリティが高い=評価できる、という見方だけでは足りないということです。クオリティだけではなく、自社にあった作品をどのくらい作れているかを判断することが重要です。
 
例えば…
・女の子のイラストをたくさん描ける人材を求めているのか
・戦闘シーンで必要な背景や武器、怪物や戦士と幅広く描ける人材を求めているのか
・イラストは描けなくてもグラフィックのデザインに関わるソフトが使用できる人材を求めているのか
など、会社によって制作物も違い、作風から求める人材も違ってきます。
そのため作品のクオリティを見るのと同時に、自社にあったスキルを持っているのかという点も審査することが重要です。
 

2.成長度

次に重要になってくるのが、ポートフォリオから読み取ることができる成長度です。
新卒採用をする場合「即戦力」よりも「将来性」や「期待度」を見込める人材を採用すると思います。
デザイナーを志望する学生も応募の段階で完璧な作品を持っている人は多くはありません。
そのため、ポートフォリオ審査の段階で成長度を見極めていくことが必要です。
例えば…
・基礎がしっかりとできている
・過去の作品からの成長を感じる
・新しいものを積極的に取り入れている
など、仕事を通じてデザイナーとして活躍できる人材を発掘するために、ポートフォリオ審査でもその点に注目してみましょう。
 

3.志望度

成長度と合わせて重要なポイントに志望度があります。
志望度はそのポートフォリオが汎用的なものではなく、応募した会社のためにカスタマイズして作られているものなのか、ということから垣間見ることができます。
例えばページの構成です。提出する会社について研究し、状況に応じて内容を差し替えているかという点に注目してみてください。
・Webデザイナー職を志望している方の場合、webデザインを中心とした作品構成になっているか
・グラフィックデザイナー職を志望している方の場合、グラフィックを中心とした作品構成になっているか
など、自社のために作られたポートフォリオなのかという点から志望度を見極めていきましょう。
 

4.情報整理力

次に重要なポイントとして情報整理力があります。
ポートフォリオは前述の通り作品集のことですが、ただ作品が並んでいるだけではなく、読み手のことを考え、見やすいように情報を整理し、1冊で1つの作品に仕上がっているポートフォリオは情報整理力が高いと言えます。
また、使用可能ソフトも含めスキルをアピールする物でもあるため、そういった情報も盛り込まれているかという点も重要です。
 
例えば
・ポートフォリオ全体に一貫性のあるテーマを設け、それぞれの作品がまとめられているか
・各ページのテンプレートが見やすいように統一されているか
・レイアウトやフォントの規則があるか
・作品についてのスキル情報や制作時間などの記載がされているか
など、ポートフォリオを見る相手のことを考え情報整理が出来ているかも確認するべきポイントのひとつです。
 

5.論理的説明力

情報整理力と合わせて重要なポイントとして論理的説明力があります。
デザイナーとして仕事をするには、クライアントからの依頼に対して作成したデザインについて論理的に説明をする力が必要になります。
 
例えば…
・その作品のターゲットやコンセプトが明確になっているか?
・設定した課題を解決できているか?
という点をポートフォリオから確認してください。
作品の制作意図や背景がしっかり説明されているポートフォリオは論理的思考力があると判断できます。
 

6.人間性

これまで重要なポイントをいくつか挙げてきましたが、一番重要といっても過言ではないのが人間性です。
ポートフォリオから、その人がどんな人なのか人間性が如実に現れます。
例えば…
・色や文字の大きさ
・トンマナ
・レイアウト
・ポートフォリオのサイズ
・製本方法
など読み手を配慮した作成しているかというところから人間性を垣間見ることができます。
人間性はこれから共に仕事をしていくメンバーを選ぶ上で重要なポイントになるため、しっかりと見極めましょう。
 

7.さいごに

いかがでしたでしょうか。ポートフォリオからはスキルはもちろんのこと、その人が何をしてきたのか、何をしているのか、そして何をしたいのかなど、その人の人間性も読み取れます。今回の記事ではポートフォリオの見方をご紹介しましたが、どこに注目して見るべきなのか、何を判断基準にするべきなのか、という点を参考にしていただき、ポートフォリオ審査に臨みましょう。

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